事業案内
BUSINESS
伝統の技術を継ぎ、
新たなフレーバーをクリエイトする
当社は1912年に創業して以来、伝統の技術を守り続けるとともに、
DX化によるスピード経営の実施と分析ツールの有効活用によるデータ経営、
SDGs推進への取組み等で変革をすすめ、更に研究を重ね、
次の時代へ向けて可能性を切り拓いています。
私達が主に扱っている香料は、飲料やゼリー・製菓等へ添加する食品用香料です。
営業スタッフがお客様の求める味と香りのイメージを的確に掴み、
開発スタッフがそのイメージを最終商品に近い形に作り上げてご提案を致します。
また、安心・安全を基本理念に製造・品質管理・出荷を行い、お客様へ確実に製品をお届け致します。
営業部門
香りのトレンドを読み、トレンドをつくる
元気と笑顔でお客様へのタイムリーな対応に努め、少しでもお客様の商品開発のお役に立つことをモットーにしております。
開発部門
新たな美味しさのために、香りへアプローチ
食品香料は、加工食品を美味しくするために欠かせないものです。開発部門はその美味しさを追求するために、色々なアプローチをしています。また、営業部門と連携し、お客様からのニーズに対応した香料の開発をしています。開発部門は、三田工場の開発部と2013年に本社に開設した東京開発センターの2つの事業所にあり、それぞれがさらに3グループに分かれています。若いスタッフが多く、柔軟な感性で未知の分野に取り組む熱意に溢れたエネルギッシュな部門で、デジタルデータの活用を推進し、デジタル人材の養成にも取り組んでいます。東京開発センターの開設で、よりスピーディーな商品開発を行う環境が整いました。
お客様のご要望にフレキシブルに対応し、お客様満足の向上に努めてまいります。
調香グループ
多種多様なフレーバーニーズに応えるため、様々な原料を駆使して香料を創るグループです。長い歴史の中で培った研究成果を駆使し、スピーディでタイムリーな香料開発を実践しています。調香師は、独自の感性を生かし、美味しいと実感できるようなフレーバー作りをすると共にお客様の商品コンセプトに合わせた風味を、フレーバーという形で一つひとつ丁寧に創りあげていきます。
アプリケーショングループ
市販品と同等の飲食品を試作し、実際にフレーバーを添加して、風味を評価したり、香料とその他の原料のマッチングを検討しているグループです。商談の場で、実際に香料の風味の確認・評価ができるように、アプリケーション(飲食品の見本)を作成しています。また、アプリケーションをお客様に評価していただき、問題点を明らかにしながら、お客様と共に風味を作り上げていきます。香料サンプルのみのご提案の際も、ご依頼いただいた実製品に近い飲食品を試作し、ご依頼に最も合う香料サンプルを当社ラインナップから選定いたします。
基礎開発グループ
分析機器を使い、実際の食品やフルーツ等の天然物の香気・呈味成分を分析します。その構成成分を研究することで、ナチュラルでボリューム感のある香料開発の土台作りをしているグループです。また、香料に効果のある素材や新技術等を探究し、調香グループと共に香料の開発をしています。学会等へも積極的に参加し、研究成果の発表を行っています。
品質管理部門
お客様へ安心・安全もご提供
お客様の安心・安全に応える品質を提供するために、開発段階から原材料の確認、製造、検査、出荷までをトータルで管理しています。
品質管理・製造部門だけでなく、営業・開発部門も参加した全社的組織活動の食品安全チームが中心です。
また、ガスクロマトグラフィーやFT-IR等の分析機器および官能検査で、原料や製品の品質確認を実施しています。
製造部門
安全安心のフレーバー生産
蒸留、抽出などの技術により、当社独自の香料製造を可能にしています。
受注、生産、出荷を一元管理するシステム化された製造工場により、少量多品種・大量生産のフレキシブルな対応が可能です。
製造過程
1.原料加工
2.製造
3.品質検査
4.出荷
海外部門
グローバルな力が、より品質の高いフレーバー作りを加速させる
高品質なフレーバーを提供するために、私たちは海外にも拠点を構えており、
開発力やお客様のご要望に対応できる営業力をもっています。
W.F.I(H.K.)LTD.【香港華芬香精有限公司】
香港九龍に位置し、日本フレーバー工業グループの海外流通拠点を担っています。