日本フレーバー工業って どんなカイシャ?

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日本フレーバー工業を体験してみよう!

ホームページ上で日本フレーバー工業の社内や工場内を見学し、
また、1日入社をして日本フレーバー工業を体験してみましょう!

会社・工場見学編

会社見学編(東京開発センター)

ようこそ「東京開発センター」へ。
東京開発センターでは、研究と開発を繰り返すことにより、新しいフレーバーを誕生させています。

1.入口
ここが東京開発センターの入口です。
2.調香室
調香室では、調香師が香料の処方作りをしています。新たな香料を作るために、原料や試作品の香りを嗅ぎ、蓄積データを参考にしながら処方検討を進めています。調香師1人につき1台の消臭機能付き調香台が設置されており、匂いが混ざるのを防ぎます。そのため、調香師全員が同じ部屋内で仕事をすることができ、わからないことはすぐに先輩調香師に相談をすることができます。
3.調合室
調合室では処方に従って、原料を計量したり、香りの抽出をしています。原材料の匂いが強いので、脱臭装置が設置されており、調合作業員への負担軽減や、出来上がった香料サンプルへの移り香を防いでいます。
また、香料サンプルの保存試験を行っており、様々な環境の中で香料が安定しているかを判断しています。
4.アプリケーション室
アプリケーション室では、出来上がった香料を使用して飲料やお菓子を試作しています。飲料では果汁・炭酸・乳飲料など、様々な種類を作成することができます。また、UHT殺菌機が設置されており、実際の製造条件下で作ることが可能です。その他に、ゼリー、キャンディ、グミ、焼き菓子、パンなどあらゆる飲食品を作って香料が商品にマッチングしているかどうかを確認しています。
5.評価室
評価室では、アプリケーション室で作成した飲食品を評価しています。設置されている評価台はシンクが付いており含み香(口に含んで吐く)やうがいも簡易的にできるため、評価精度が向上します。また、円卓でディスカッションがしやすく、三田工場とテレビ会議を通じてコミュニケーションを取ることもできます。

工場見学編(三田工場)

2006年に竣工した「三田工場(兵庫県)」は、豊かな自然に囲まれた北摂三田テクノパーク内にある、フレーバーを製造する工場です。
三田工場は、製品の品質だけではなく、働く人にも安心・安全な職場環境の中で、日々更なる改善に努めています。
ここで製造されたフレーバーが、みなさんの身近にある食品や、飲料に使用されているかもしれません。
では、実際にフレーバーができるまでの工程を見てみましょう。

1.入室
作業所専用の作業着に着替えます。前室で手洗いし、粘着ローラーとマット、エアシャワーで作業着の異物を除去した後、作業所へ入室します。
2.製造
保管している数百種類の原料の中から処方箋の原料を集め、フレーバーを製造します。
3.品質検査
ガスクロマトグラフィー等の分析機器による物性検査と、人の嗅覚による官能検査を行います。
香料の品質を確認するために重要な官能検査は、訓練を重ねた検査員が実施しています。
4.充填・包装
品質検査で合格になったフレーバーを出荷用の容器へ充填し、段ボールへ入れ出荷します。

1日体験入社編

営業部門

営業部門は、既存の取引メーカー様に香料を提案するため、商談を展開しています。
お客様からいただくご要望や課題に対して、各部門と連携し最適な香りを提案します。

8:30 朝礼
9:00 事務作業
電話・メールの対応や提案資料の確認
10:00 顧客先訪問(午前中に1~2件程度)
香料提案や新規の開発案件についての情報収集
13:30 顧客先訪問(午後に1~2件程度)
16:30 帰社
お客様の依頼に対する社内打合せ、翌日の訪問先への資料作成、日報入力等
17:30 退勤

開発部門

開発部門は、香料の開発を行う部門です。依頼内容に合わせて原料を調合し、香料に仕上げる調香の仕事をしています。
香料開発の仕事は、構成成分の選定などに、担当者の個性が現れる点に面白さがあります。

8:30 朝礼
9:30 調香(香料処方の作成)
試作品や原料の香りを嗅いで、香料を設計します。
11:30 香料の評価
最終商品に近いもの(飲料やゼリー等)に香料を添加して、試飲や試食をして評価します。
13:30 香料の調合
香料を実際に調合します。0.01g単位での正確さを求められるので、とても繊細な作業です。
14:30 香料の安定性試験
香料は時間の経過によって、色や風味が変化することがあるため確認します。
15:00 調香(香料処方の作成)
香料の構成を決めるためのアプローチには決まった方法はないため、知識と経験が問われます。
17:00 片付け、日報報告
17:30 退勤
お客様に満足していただける香料開発のために、共に開発に取り組むメンバーと連携をとることを大切にしています。

製造部門

製造部門では、お客様が希望する香りを処方箋に従って調合、加工することが仕事です。
例えば、清涼飲料水に使用される液体のシトラス系香料の工程は、抽出→調合→恒温濾過→検査→充填包装の工程で製造されています。
恒温濾過工程は、調合されたシトラス系香料を、清澄に仕上げるために欠かせない工程です。責任重大ですが、やりがいのある仕事です。

8:30 朝礼
9:00 作業準備
定められた標準時間で終了できるよう事前にイメージして、作業に取り掛かっています。
9:30 恒温濾過作業
製品種類により大きな作業の違いはありませんが、使用する原料により製品の性状が違うため、濾過フィルターや濾過速度等の条件を状況に応じて調整しています。前工程の抽出条件の違いによっても、濾過の状況が変化します。そのため、濾過状況のデータをとり、効率的な濾過ができるよう日々濾過条件の検討をします。
13:30 片付け、翌日準備
恒温濾過作業は複数ラインを同時に処理するため、濾過終了のタイミングが被ってしまうことがあり、稼働順の組み立てが難しいです。
15:30 洗浄作業
16:30 清掃
安心・安全のためにも徹底した衛生管理を行っています。
17:00 夕礼
些細なことでも疑問があれば、自己解決せずに相談するようにしています。
17:20 日報
17:30 退勤
品質確認を怠らないこと、また、安全に作業を行うことを大切にして香料製造に日々取り組んでいます。